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流星群が過ぎた夏
八月の少し冷たい風のなか、流星群を見上げながら言えなかった「好き」が、夏の終わりにもう一度走ったひとすじの光をきっかけに声になる。星より先に消えた言葉、残光ににじむ涙、遠くなる蝉の声、宵の群青を重ねながら、一瞬の流星を「この先ずっと隣にいる」という未来へ変えていく夏の恋歌。ピアノを主役に、控えめなTR-808とTB-303が後半へ向けて光を足し、最後は再びピアノだけへ戻る構成。
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八月の少し冷たい風のなか、流星群を見上げながら言えなかった「好き」が、夏の終わりにもう一度走ったひとすじの光をきっかけに声になる。星より先に消えた言葉、残光ににじむ涙、遠くなる蝉の声、宵の群青を重ねながら、一瞬の流星を「この先ずっと隣にいる」という未来へ変えていく夏の恋歌。ピアノを主役に、控えめなTR-808とTB-303が後半へ向けて光を足し、最後は再びピアノだけへ戻る構成。
八月の少し冷たい風のなか、流星群を見上げながら言えなかった「好き」が、夏の終わりにもう一度走ったひとすじの光をきっかけに声になる。星より先に消えた言葉、残光ににじむ涙、遠くなる蝉の声、宵の群青を重ねながら、一瞬の流星を「この先ずっと隣にいる」という未来へ変えていく夏の恋歌。ピアノを主役に、控えめなTR-808とTB-303が後半へ向けて光を足し、最後は再びピアノだけへ戻る構成。
はちがつの風 少し冷たい 肩をならべて 空を見た 流れる星を 指さす君 横顔だけを 見ていた 願いごとは 三回だって 笑った声が 夜に溶ける 言葉はひとつ 胸に残り 星より先に 消えてった もう一度 流れたなら 今度こそと 決めていた 静かな空の 向こう側 夏だけが 遠くなる 流星群が 過ぎた夏 君と見上げた 星の夜 あの夜空に 流れた涙 その輝きを わたしは忘れない 淡い残光 目ににじむ 胸にしまった 好きのまま 夏の余白に 風が吹く まだここに 立っていた あれから何日 過ぎただろう せみの声さえ 遠くなる 同じ場所から 見上げても あの日の星は もう降らない 短い言葉 消せぬまま 夜だけ深く なってゆく 窓を少し 開けたまま 夏の終わりを 聞いていた 星の雨は 過ぎたのに ふいにひとすじ 夜を切る 今度は君の 手をつかみ 胸の言葉を 声にした 流星群が 過ぎた夏 ふたり見上げる 宵の群青 残ったひかり ひとつだけ 君の横顔 照らし出す ずっと好きだと 伝えたら 君は静かに 笑ってた 重ねた指の その先へ 新しい風が 吹き抜ける 願いごとは 言えなかった なのに君には 届いてた 「わたしも好き」と 小さな声 夜空の下で 手をつなぐ 流星群を 見送った夜 夏の終わりが 近づくころ あの夜空に 流れた涙 いまはふたりを 照らし出す 季節ひとつ 越えるたび 新しい君に また出会う 一瞬だけの 星じゃなく この先ずっと 隣にいる