
YOUTUBE SHORT
晩夏
まだ熱の残る石だたみ、短くなった夕焼け、夕立の軒下、雨上がりの匂い、遠のく虫のね。夏の終わりに近づくほど、ふたりの距離は近いのに言葉だけが遠くなっていく。「ばんか」を満ち潮と引き潮のような恋の揺れに重ね、くれないから群青へ移る空の下で、「好きと言えば変わるもの/言わなければ失うもの」という未完成な愛を描く。一本のコンサートグランドピアノと女性ソロボーカル、下降ベースを伴う反復カノンが、近づくほど言えなくなる切なさを静かに押し上げる。
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まだ熱の残る石だたみ、短くなった夕焼け、夕立の軒下、雨上がりの匂い、遠のく虫のね。夏の終わりに近づくほど、ふたりの距離は近いのに言葉だけが遠くなっていく。「ばんか」を満ち潮と引き潮のような恋の揺れに重ね、くれないから群青へ移る空の下で、「好きと言えば変わるもの/言わなければ失うもの」という未完成な愛を描く。一本のコンサートグランドピアノと女性ソロボーカル、下降ベースを伴う反復カノンが、近づくほど言えなくなる切なさを静かに押し上げる。
まだ熱の残る石だたみ、短くなった夕焼け、夕立の軒下、雨上がりの匂い、遠のく虫のね。夏の終わりに近づくほど、ふたりの距離は近いのに言葉だけが遠くなっていく。「ばんか」を満ち潮と引き潮のような恋の揺れに重ね、くれないから群青へ移る空の下で、「好きと言えば変わるもの/言わなければ失うもの」という未完成な愛を描く。一本のコンサートグランドピアノと女性ソロボーカル、下降ベースを伴う反復カノンが、近づくほど言えなくなる切なさを静かに押し上げる。
VISUAL STORY



まだ熱のある 石だたみを 夕方の影が 先に降りる 短くなった 夕焼けを 君と黙ったまま 消えるまで見ていた 夕立ひとつ 街を隠す 軒下ふたり 距離だけ近い 触れたら何か 変わりそうで 君より先に 目をそらした ばんか みちしおのように 近づくほどに 遠くなる 波の去った 濡れた余白 砂に書いた恋 まだ残る 行かないでを 胸にしまう 言えば終わる 気がしてる 会えないことが 愛ならば 八月の熱は まだ心に灯る 雨上がり 軒からのしずく 夜風が頬を 少し冷やした 虫のねさえ 途切れがち 昼間の熱が 愛の奥に刻まれた 「寒いね」と君が笑って 濡れた袖から 雫ひとつ 帰ると言って 帰らない しんりょうだけが 私たちの先へゆく ばんか 虫のねまで 遠くなる 雨の匂いが 道に残る 長い影の その先で 君がひとり 立ち止まる 満ちれば怖く 引けば恋し くれないと群青 鼓動と静寂 愛は 消せやしない ばんか 雨粒ひとつ落ちて 水たまりから 群青が消える 引き止めたい 夜ほどに 「またね」だけが うまくなる 好きと言えば 変わるもの 言わなければ 失うもの 近くにいたい それなのに 近づくほど 言えなくなる ばんか 雨粒ひとつ落ちて 水たまりから 群青が消える 引き止めたい 夜ほどに 「またね」だけが うまくなる 好きと言えば 変わるもの 言わなければ 失うもの 近くにいたい それなのに 近づくほど 言えなくなる